半径五メートル。— 境界線の記録

最近、自分の半径五メートルを守ることに必死だった。

攻撃や吐き気を感じる出来事もあったけれど、料理や、詩や動画を作ることで、自分を取り戻そうとしている。
これは、今の私から私への、ささやかな自分自身を取り戻すための、境界線の記録です。


「半径五メートル。」

遮光カーテンの隙から 差し込む光が眩しくて
シーツの皴を整えて
自分の世界を守ろうとしている

半径五メートルの幸せを 維持するだけで精一杯で
遠くの国の 誰かの争いなんて 興味はない

でもスーパーの野菜の値段が、誰かの壮大な喧嘩で跳ね上がっていく
迷惑ねと、テレビも消したけど
ノイズは突き抜けて この生活を蝕んでく

「誰かのために」なんて おこがましいよ
目の前の呼吸を整えるだけで 精一杯なんだ

人が理不尽に消えていくのを見たくはないけど 
どんぱちやるしか能ないニンゲンに 吐き気がする

正しさなんて どっちだっていい
ただ 汚されたくないだけ

オフにして ゴロンと寝転んで
このささやかな 今日を守らせてよ

「何もできない」と 石っころの自分を笑うけど
誰にもラベルをはらずただ 揺れていることで
気持ち繋がれるなら、静かな革命なのかな

誰かのために歌う気なんてない
半径五メートルの小さな笑顔みるだけでいい

でもこれ以上ノイズが この部屋に侵入するなら
どんぱちやるヤツらより 深くラーブを送るよ

正解なんて どこにもないなら
このまま笑ってよう
ゴロンと寝転んで この歌を歌いながら。 

Lyrics by 佳音 (Kanon)

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