好きなキャラだからこそ、残酷に描く。捕食者が暴走した日

見上げる視線の先。上着を脱ぎ捨て、支配的な存在感で私を見下ろす瞳には、もう人間味など微塵も残っていなかった。そこに浮かんでいたのは、獲物を捕らえた捕食者の瞳――いや、もっと機械的で、冷徹なまでの所有欲だ。

……本日公開した新作小説『黄色い袋の残骸』からの抜粋だよ。

あれほど大切に描いてきたはずのキャラなのに、物語は、勝手に彼を「捕食者」へと書き換えてしまった。

ごめん、愛おしい男たち。私の脳内というサーバーで、君たちは容赦なく解体されていく。
仕様書を捨て、理屈も捨てたこの302号室で、今日も彼らが勝手に暴れ回っている。

気づけば書きながらタコスチップスの袋を空にしてしまったように、物語が勝手に侵食していくこの感覚。
某バンドの再始動のニュースが、私の無意識に「捕食」の衝動を呼び覚ましたのかもしれない。

理性が壊れていく音がする。その混沌の果てに何が残ったのか。
残されたのは、からっぽの袋と、取り返しのつかない男たちの記憶だけ。
この「バグ」のような記録を、あなたに。
👇
【新作小説UP】黄色い袋の残骸
※本記録は、特定の個人や団体を指すものではなく、私的な妄想のログです。
「好き」が押しにくい物語かもしれません。
でも、誰かの心に棘のように残ったら、それだけで書いた意味があります。
少しでも突き刺さったなら、こっそり教えてください。